2023年10月20日、厚生労働省から、
企業の配偶者手当の見直しを促す
資料が公表されました。
要は、国から企業に対し、
配偶者手当は、廃止か縮小してよ~
ということ(*_*)
厚生労働省の資料内容と配偶者手当。
引用:厚生労働省

手当を廃止・縮小したら、こんなメリットがあるよーという資料です。
引用:厚生労働省

配偶者手当とは?
企業によっては、基本給とは別に配偶者手当(家族手当)が支払われます。
※法的義務はないため、配偶者手当がない企業もあり、
配偶者手当の支給条件・支給額は企業によってちがいます。
配偶者手当の平均は、
月額1万円~1万5000円

手当のあるなしは、結構大きいですよね。
配偶者の収入上限
配偶者の収入によって、手当の対象から外れる場合があります。
手当を支給する企業のうち、配偶者の収入に制限をもうけているところは約85%。
103万円か130万を上限とする企業が多いようです。

みんな、この年収を超えないように気をつけている。
「働き控え」の原因の一つだから、廃止・縮小して。
政府は、
働く意欲のある人が「年収の壁」を気にせず働けるように、
配偶者手当は廃止か縮小して
と言ってます。
手当見直しの具体例
引用:厚生労働省
配偶者手当を廃止したり、金額を減らす。
その代わり(?)子どもの手当は増やすなどの案が示されています。
夫の会社も縮小されました。
私はずっと夫の扶養には入らず働いていましたが、数年前に初めて扶養内になりました。
夫の会社では配偶者手当はありますが、私がもらうより前に
配偶者手当は減額
になっています。

いずれ廃止になるかもしれませんね。
手当を廃止したら、働く主婦が増える?
政府の目的は「税収」
政府は、
税収を増やすこと
が目的ですよね。
だから、
- 配偶者手当を廃止して、働く人を増やしたい
- 扶養内を減らし、第3号を廃止したい。
みんながたくさん働きたいとは限らない。
配偶者手当の廃止や「年収の壁」の変更で、扶養を超えて働こう!と思う人もでてきますよね。
それは本人の希望だったり納得してのことだったら良いのですが、
働けない・たくさん働けない・働きたくない
という人もいます。
家庭や自身の事情で働けない人や、長時間働くのは難しい人、働けるけど働きたくない人、いろいろいます。
仕事以外のいろんな役割を担っている。
主婦の場合、
- 家事
- 育児
- 介護
など、誰かがしなくてはいけないことの負担が大きいです。
家庭に専念する時期
があっても良いと思います。

今はPTAをしていて、結構大変です(*´Д`)
時間的ゆとりは、人生・子育てで大事。
私は仕事が忙しかったときは、目の前の仕事に時間と意識が向いていました。
仕事にほとんどのエネルギーが取られている状態です。
そんな中で、仕事以外の時間で家事・育児をやろうと思うと大変でした。
時間的なゆとりがあって初めて、
自分の人生、やりたいことを考えられます。
そして、実際に行動する気力がわいてきます。

時間に余裕がある人間が家に1人いると、家庭が上手くまわる。
第3号廃止とか配偶者手当とか関係なしに、
働かない(働けない)人は働かない
で良いじゃん、と私自身は思います。
まとめ
働く・働かない・どれだけ働くか、は
個人が決めたら良いこと。
周囲にとやかく言われることではないです。
ですが、これからは間違いなく控除・手当は縮小される未来が待っていそうですね(^^;)
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