昨日に引き続き、
子どもの大学費用
についてです。
児童手当が2024年12月支給分から、高校生の間ももらえるようになります。
3人目以降は月3万円に増額されます。
3人目以降の児童手当の総額は、増額後、
648万円
です。
約650万円ということは…
3人目は、
児童手当を貯めたら大学費用になる!
児童手当総額(第1子・第2子の場合)
1人目・2人目がもらえる児童手当の合計。
児童手当総額は、第1子・第2子の場合、
198万円~209万円
です。
(子どもの生まれた月によってことなります)
これは、0歳~15歳まで受け取ったらという計算です。2024年12月支給分からは、
高校生も対象になる
ことから、高3までの分を合わせると、
約234万円となります。
大学費用の足しにはなるけど…
大学費用にするため、
児童手当は使わず貯めている
という方もおられると思います。
でも、1人目・2人目の場合は、児童手当だけでは大学費用としては足りません。
足りない分を貯蓄していく必要があります。
3人目は、約650万円?
冒頭で3人目の児童手当総額は、
648万円になると言いましたが、これは
満額もらえるのは三つ子の場合のみです。
というのも、月3万円の児童手当をもらえる期間は、
扶養する子が2人以下なら対象外だからです。
1人目が就職して扶養を外れたら、増額にはならないということ。
3人目の数え方次第で金額が変わる。
児童手当の3人目の数え方は、今は第1子が高校卒業まですが、今後
第1子が22歳になる年度末までに延長
する方針が出ています。
そうなると、例えば1人目と3人目が5歳差なら
- 3人目は高2まで月3万円
- 高3から月1万円
になります。
その場合の児童手当の総額は、
約624万円です。
6歳差でも約600万円。3人目の大学費用は貯められそう。
これから子どもを3人産む人は大学費用がかからない?
子どもを産む年齢差によりますが、2,3歳差ずつで産むなら
大学費用の多くは補助でまかなえるのではないでしょうか。
★例えば、1人目と3人目が5歳差のパターン⇩
- 第1子 大1
- 第2子 高2(第1子と2歳差)
- 第3子 中2(第2子と3歳差)
1人目・2人目の場合
全員が私立(70万円+入学金26万円補助)に入学したとします。
大学費用の多くがまかなえそう。
3人目の場合
3人目は1人目が大学卒業しているので大学費用はかかります。
でも、児童手当でまかなえそう。
まとめ
大学無償化は子ども2人と3人との
格差がすごい!
と感じています。
これから子どもを3人以上産むなら(5,6歳差くらいで)
大学費用の多くは補助でなんとかなるかも?
と思いました。
でも、制度が変わる可能性ってありますよね。
必要な教育資金はある程度計算できますが、あまり当てにせずに貯蓄しておく方が良いかもしれません。
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