世帯年収1000万円は「勝ち組」ではない。
少なくとも
子育て世帯においては。
👆最近読んだ本です。
平均年収が400万円台なので、年収1000万円は「勝ち組」と捉えられますが、現代の子育て世帯の厳しい実情からすると
決して勝ち組とは言えない
というのが本の内容です。
私も
「年収1000万円で贅沢な生活はムリ。」と思っています。
世帯年収1000万円の子育て世帯の生活。
決して勝ち組ではない生活。
「年収1000万円」世帯の現実👇
- 不動産価格の高騰
- 物価高・実質賃金の低下
- 共働きで子育てに追われる
住居費が高騰しているし、教育費にもお金がかかる。
共働きをしながら子育てをするには、金銭的負担はもちろん、
精神的・肉体的負担という意味でも
相当のコストがかかる!
仕事が好きで働いている人もたくさんいるけど、一方で家計のために
やむなく共働きをしている人がいるのも現実
子どもは贅沢品。
子育て世帯は、住居費・教育費・生活費にかかるコストを考えると、年収1000万円でも
生活はラクではない
子育てや教育費にはお金がかかりすぎる(*´Д`)
わが家も世帯年収1000万円だったけど…。
わが家も、共働きのときは1000万円を超える世帯年収でしたが、
贅沢な生活なんて出来なかったです。
子育て世帯の「隠れた格差」
本の中で、子育て世帯の中でも
「隠れた格差」
があると書かれていたことに、すごく共感しました。
この格差は大きすぎる!
子育て世帯間の格差とは、
実家に頼れるかどうか
いざとなったときに頼るあてがあるというだけでも、親のストレスはまったく違ってくる!
表向きは「共働きの夫婦と子ども」という同じ家族構成でも、子育てにかかわるすべてに
- 夫婦2人だけで対応しなければならない状況
- 近くに住む祖父母に協力してもらえる状況
とでは、内情は全く違います。
同じような家庭に見えていても、
実は隠れた格差がある
わが家は、祖父母に頼れず私のワンオペだったので、めちゃくちゃ共感します。
小学生の方が仕事をしづらい。
本書の中では、学習や学校生活のサポート負担も増えるので、
小学校に上がってからの方がむしろ親は仕事をしづらくなる面もある
とも書かれていて、
「めっちゃ分かるわ~。」と思いました。
学童があるから問題がすべて解決するとは限らないし、子どもにとって
学童が必ずしも居心地の良い場所になるとも限らない。
大丈夫そうに見えても、子どもに少なからず「我慢」「しわ寄せ」はある。
「子ども自身が学童に行きたがらない。」とか友達関係の悩みやトラブルも起こり始める時期。子どもにもよるんですよね。
親の努力とお金だけでは解決できない問題も出てくる場合もあります。
幼い子どもの子育てとは違う、小学生ならではの難しい局面といえます。
小学生になってからも祖父母に頼れるのであれば、親も子も精神的な負担はかなり軽減されるのでは。
逆に言うと、夫婦2人だけなら負担は大きい。
まとめ
子育て世帯における「中流上位層」のリアル👇
「まぁ、概ねそうだよね~。」と共感する内容でした。
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