40代からの終活をぼちぼち始めています。
終活は、自分自身に対してではなく、
残される家族のために行うもの。
価値のあるモノや現金・預金などは、家族に引き継げるように準備しておきたいですが、
遺族が個人の財産を全て把握しているケースはまれ。
遺品作業の現場では、
- 価値あるモノが誰にも分からないまま処分
- 遺族に気づかれずに引き継がれなかった現金・預金
も多いようです。
引き継がれなかった1億6000万円
この本の著者は遺品整理業者なのですが、作業現場で、
「この家には1億6000万円ある。」
と書かれたメモを発見。
場所は、
都内で有数の高級住宅街。敷地は300坪の豪邸です。

1億6000万円が実際にありそうなお宅ですね( ゚Д゚)
息子さんにメモを見せましたが、現金の場所は不明です。
そのあと、自宅をくまなく探しましたが、
数万円の現金しか発見されませんでした。
お金が見つからなかった理由。
この豪邸は、実は、
過去3度空き巣に入られていたのです。
家主はまだ健在ですが、認知症で施設に入所中。
息子さんは、
「認知症になる前に、もっといろいろなことを聞いておくべきだった。」
「だけど、親に財産の話はしづらかったんです。」
と話しました。
元気なうちに伝えよう!
亡くなった後に、財産関係でよく起こること👇
- 家族の見知らぬ預貯金口座が見つかる。
- 誰にも知られないまま休眠口座になる。
- 現金を箪笥裏などに隠していて見つからない。
- 貴金属・美術品の価値が分からず捨てられる。
- デジタル遺産に気づかれず引き継がれない。
言わないと、伝わらない。
休眠口座は銀行が手数料を導入するケースが増えているので、気づかずに手数料を毎年支払うことになりますよね(*_*)
自宅に置いている現金も、見つからないように隠している人も多いですが、
家族に隠し場所を言ってないので、気づかれない!
なんてことも…。
デジタル遺産も今は多いので、気をつけたいですね👇
- ネット申込の生命・自動車保険
- チャージ型のカード
- チャージ型〇〇ペイ
- インターネットバンキング・証券
※引き継いでほしい財産があるなら、その内容をきちんと伝えておきましょう!
残された家族も途方にくれる。
「親が持っていた財産のことをもっと聞いておけば良かった。」
身の回りの人が亡くなることは考えたくないですが、亡くなった後に
「あの時、聞いておけば良かった。」と実感する人が多いそう。
まとめ
40代からの終活、今回のまとめ👇
遺族が個人の財産を全て把握しているケースはまれ

ほんとにそうだと思う。
★終活年賀状👇
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