40代の私たちにとって、年金生活はまだまだ先のことに感じますが、老後の貯蓄を考える上で「年金はいくらもらえるのか?」は気になるところですよね。
同じ40代でも、50代に近くなっている方なら、さらに年金額が気になるところかなと思います。
年金だけでは、「ゆとりある生活」は送るのは難しそう・・・。
でも、年金が基礎生活費として使えるのであれば、娯楽や交際費などのゆとり資金は貯蓄から出せば暮らしていけますね。
今回は、書籍を参考に、ざっくりとした年金の計算をしてみました!
◎私の将来の年金はいくらもらえる?
◎将来的に、どれくらい年金は減るの?
◎税金を引いた、実際にもらえる手取りの年金額は?
などが気になる方に参考になれば♪
参考にした書籍はこちら
年金の計算は複雑ですが、今回は正確さよりも簡単に計算できる式を使って、ざっくりと将来の年金額を計算します。
基礎年金(国民年金)はいくら?
まずは、国民年金(基礎年金)ですが、満額約78万円になります。
◎夫の基礎年金:約78万円
◎妻の基礎年金:約78万円

年金は、「世帯年収」で決まります!
昔のモデル家庭だと、妻が専業主婦のパターンで計算されていますが、今は妻も働いていることが多いですよね。
妻が働いた分、年金は増えます。
厚生年金はいくらになる?
厚生年金は、会社員や公務員として働いてきた人が、国民年金に上乗せしてもらえる年金です。
これまでの年収や勤続年数によって、受給額が変わります。

以前、年金特集のテレビを見ましたが、年金受給額は人よってすごく差がありました。
現役時代にどんな仕事に就きどれぐらい働いてきたのか、年金もきちんと納めてきたかで変わってきますね。
★厚生年金の超簡易計算式
平均年収 × 勤続年数 ×0.005481
👆この計算式で、ざっくりとした年金額が計算できます。
今の共働き夫婦の例を考えて、計算してみました。

ざっくりと計算しやすい式なので、見込み額を計算してみてください。
基礎年金+厚生年金の合計金額は?

さっきの例の夫婦でいくと
◎夫:基礎年金(約78万円)+厚生年金(約104万円)=約182万円
◎妻:基礎年金(約78万円)+厚生年金(約13万円)= 約91万円
夫婦合計:約273万円になりました。
年間約273万円なので、1ヶ月あたり約23万円になります。
でも、この金額がもらえる訳ではなくて、「マクロ経済スライド」の減少分と税金を引いた手取りで考える必要があります。
マクロ経済スライドって?
今の年金受給者より現役世代は年金が減るだろうと言われていますよね。
今でも、少しずつ年金は減っています。
「マクロ経済スライド」は、社会情勢にあわせて年金の給付水準を調整する仕組みのことです。
40代の私たちが年金をもらうときに、いくらぐらい減るのかは正確には誰も分かりません。
でも、だんだんと減っていくことは予想できます。
減る割合を何%で考えるかですが、約20%減ると仮定します。

先ほど計算した年金額から、20%減らしてください。
将来もらえるであろう年金額になります。
さきほどの例の夫婦)
合計約273万円から20%引くと
約218万円になりました。
手取り額はどうなる?
将来予測される年金の減額も加味した金額が出ましたが、ここからさらに手取り額を計算します。
人によってことなりますが、税金・社会保険料が約10~15%引かれるので、手取り割合は約90%になります。
約218万円×90%=約196万円
実際にもらえる年金予想額が出ました。
196万円÷12ヶ月=約16万円
モデルケースの夫婦だと、将来もらえる年金は1ヶ月約16万円となりました。

将来どれくらい減額されるかは分からないので、もっと多い可能性もあるし少ない可能性もあります。
住宅ローンなど家にかかる支払いがない場合なら、やっていけそうですかね??
でも、やっぱりゆとり費は足りないですよね。
まとめ

将来もらえる年金の額をざっくりと計算してみました。

私は夫婦で20万円もらえたら良いなぁと考えています。
私は70歳まで受給を遅らせて、年金額を増やすつもりです。
(目標10万円超え。夫は65歳から受給でいいかなと考えています。)
年金がもらえなくなることはないと思いますが、やっぱり年金だけでは足りないのがよく分かりますね。
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