昨日、金融庁がNISA投資枠の上限額の引き上げや制度の恒久化を要望へとのニュースが出ました👇


すごく大きなニュースですね!
これまで、制度の改正要望はありましたが、実現されず。
今回は岸田政権が、NISA拡充を「資産所得倍増プラン」の柱の一つとしているので、具体的に進みそうですね。
家計の金融資産を「貯蓄から投資」に移行させたいのだそう。
日本の個人金融資産は、約2000兆円!
その半分は、現預金で保有されていて、投資の割合は低いです。
今回は、改正要望の内容と今後どうするか考えてみましたので、何か参考になれば♪
NISAの改正要望の内容
①投資可能期間の恒久化
・つみたてNSIA
2042まで⇒恒久化
・新NISA
2028年まで⇒恒久化

これから始める方にとっても朗報ですね。
②非課税期間の恒久化
・つみたてNISA
20年⇒無期限
・一般NISA
5年⇒無期限

これが実現したら、すごい!
非課税期間が無期限なら、今はつみたてNISAですが、一般NISAも検討します。
③年間投資枠の拡大
・つみたてNISA
年間40万円⇒60万円
・一般NISA
年間120万円⇒240万円

つみたてNISAの枠をもっと増やしてほしい。
④つみたてNISAを未成年に拡大
現行成人から⇒未成年も利用可能に!

ジュニアNISAが、2023年末で終了するので、やりたい方は多いはず。
めちゃくちゃ変わる!未成年も出来るのは嬉しい♪

要望内容を見ると、本当にこれが実現するなら、すごく良い方向に変わりますよね。
投資をしている人にとっては、さらに非課税枠で投資がしやすくなります。
特に「非課税期間の恒久化」は、お得すぎませんか?!
未成年者も出来るのであれば、0歳から始めていたら、社会人になる頃には、かなりの資金になりますよね。
積立シュミレーションしてみました👇
「つみたてNISA」で、0歳~大学卒業するまで22年間積立したと仮定。
毎月5万円(年間60万円)、リターン3%で計算。

リターンを5%で計算👇

2000万円越え!!
社会人になる前に、自分の老後資金が用意できていると思ったら、働く上でめちゃくちゃ気が楽になりそう(^^;)
現実的には、そこまで毎月積立できるお金がない。
でも、毎月5万円積立できたらの話になるので、実際は難しい家庭の方が多いと思います。
こんなニュースが👇


記事を見ると、つみたてNISAで、3万円以上積立ている人は少数派で、「1~2万円未満」が1番多いようです。
月1万円の積立でも・・・
月1万円、リターン3%で見積もると

運用収益(増えたお金)が100万円以上になりました。
少額でも積立を続けて、長期間運用すれば大きな額になってきます。
非課税期間の恒久化が実現すれば、今の未成年者にとっては、やらない理由がないほどお得ですよね。
実現はまだ先だけど、どうするかは考えておこう。
まだ要望の段階で、正式な内容が決まるのは先になりますが、資金計画を考える上で大きな変更です。
漠然とでも、どうしようかと考えていこうと思いました。
楽天証券辞めようか悩む。
まず、私は今は「楽天証券」でつみたてNISAをしています。
つみたてNISAは1年ごとに証券会社を変更できますが、変更も面倒だし、このまま楽天証券で積立を続けるつもりでした。
そして、20年の非課税期間が終了したら順次、売却しようと考えていました。
でも、非課税期間が恒久化されるのであれば、持ち続ける期間が長くなります。
また、投資可能額も増えるのであれば、トータルの金額も大きくなりますよね。
超長期間・1000万円以上の金額を運用するのであれば、「SBI証券」で積立する方が良いなあ、と思っています。
私の中で、楽天証券でするメリットは、
・SPU 0.5倍
くらいしかありません。
つみたてNISAだけなら、楽天証券でも良いかと思っていたのですが、制度が変わるのであれば、要検討ですね。
子どもの投資枠も増えるのであれば、資金をどうするか問題。

未成年者もつみたてNISAが出来るようになるのであれば、嬉しいですが、子どもの名義で
・いくらまで投資するのか?
・資金はどこから用意するのか?
など、また新たに考えないといけないことが出てきます。
まとめ
実際に制度が変わるのは、2024年くらいからみたいです。
本当に大きな変化で、考えないといけないことが沢山あるな、と思いました。
家族分の非課税枠を最大限に使いきれるぐらい投資できたら、最高!ですが、そのためにはお金が必要です。
NISAについて考えながらも、日々節約・支出を抑えることを継続して、投資の資金を貯めていくことがさらに大事になってくると思いました。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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